哲ちゃんです!
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さて本題と行きましょう
皆さん、「process」という単語を和訳できますか?
まず浮かぶのは「過程」かな?
勉強熱心な人は「加工する・処理する」といった動詞としての用法も知っているんじゃないだろうか。
ちなみに買ったばかりの辞書で引いてみると、他にも「作用」「工程」「訴訟」など、様々な意味がある。いわゆる多義語ってやつだ。
こういう多義語ってのは和訳を1つずつ覚えようとすると大変…。
こんな時に役立つのが、「その単語の中核となるイメージを覚えてしまう」というやり方だ。これを「コアイメージ」と呼んだりもする。
コアイメージの良い点は、単語が持つ様々な意味は全てコアイメージから派生して生まれたものなので
「これ1つ覚えるだけで沢山の意味をまとめて覚えられる」
ということです。
今回のテーマである「process」という単語の解説を通してその効果が分かるかと思います。
「process」の語源・コアイメージは?
まずは結論から
「process」のコアイメージ
→「pro(前に)+cedere(進む)=前に進む」
では説明していきます。
processの語源はラテン語の「processus」で、これの動詞バージョンが「procedere」になります。
これは「pro(前へ)」と「cedere(行く、進む)」に分解でき、これを合わせることで「前にすすむ」というコアイメージが出来上がります。
さぁ、コアイメージは掴めました。
次はこのイメージを派生させて、実際に使われる和訳に結び付けていきます。
コアイメージから実際の和訳へ
今回紹介する和訳は4つです
- 進行
- 過程
- 加工する・処理する
- 訴訟
それぞれのコアイメージとの結びつきを見ていきましょう
(1)「進行」
これはそのままですね。前に進むことそれ自体、ということ。
(2)「過程」
例えば仕事が進んで終わらせることができたとします。進行を後から振り返ってみること=過程を見ることですね。何かが進行するということは、同時に過程も生まれているということです。
(3)「加工する・処理する」
パン工場をイメージしてみてください。
まず小麦を小麦粉にして、生地を作って、焼いて…
こんな具合に、加工(処理)とは様々な過程を進行させることですね。
(4)「訴訟」
訴訟は裁判の中の1つの過程ですね。
訴訟があって初めて裁判が進行し始める。こんなイメージ。
今日はこれで終わり!
またね!!
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