はじめに
どうも!哲ちゃんです!
最近「キクタン英検1級」を購入して取り組んでいるのですが、やはり英検1級レベルとなると知らない単語だらけで参ってしまいますね…
そしてその知らない単語の中でも、どうしても覚えられない単語というものがチラホラ出てきます。
「どうしても覚えられない単語は調べよう!ついでに調べて学んだことをみんなに共有しよう!」
今回の記事はこんな気持ちで書かせていただきます。
というわけで本題!
「precept」の意味
ジーニアス英和辞典(第5版)でこの単語を引いてみると、以下の3つの意味が出てきました。
- 道徳的な教え
- 規範
- 〈法分野における〉命令状
キクタンには太字部分の意味だけ載っていたので、この2点を覚えればよいでしょう。
「precept」の語源・コアイメージ
先に結論を書きます。
「precept」のコアイメージ:「前もって受け取った教え」
「precept」と言う単語は語源をたどると、「pre」+「cept」に分解されます。
「pre」は「前に・前の」、「cept」は「取る・つかむ」を表します。
よって2つを合わせて「前に取る」ということになりますが、これではピンとこないですね。
「前に取る」というのはこの場合、「前もって受け取る」という風に解釈します。
「前に」→「時間的に見たときの前」→「前もって」
「取る・つかむ」→「受け取る」
といった感じです。
最後に「何を受け取るのか」という疑問が残りますが、これは単語の訳から逆算して、「教え」を受け取っていると考えます。
これで初めに結論で述べた、「前もって受け取った教え」までのイメージの流れはつかめたでしょうか?
「規範」や「道徳的な教え」は『○○しなければならない』みたいな感じで前もって決められているものですよね。「命令状」も『○○しなさい』という内容が書かれたものですから、やはりコアイメージ通りと言えます。
おまけ:「pre」と「cept」が使われている他の単語
せっかく2つも語源を覚えたのですから、これらが使われている他の単語も少しだけ見ていきましょう!
(1)prepare(準備する):「pre」+「pare(手に入れる)」
これは「前もって手に入れおく」→「事前に準備する」というイメージです。
(2)accept(受け取る):「a(~の方向へ)」+「cept」
「a」という語根は前置詞の「to」をイメージすると分かりやすいです。
「相手の方向を向いて取る」→「受け取る・受け入れる」というイメージです。
今回はこれで終わります!
ありがとうございました!
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